月経前症候群に処方される抑肝散加陳皮半夏の働き、効果

月経前症候群に処方される抑肝散加陳皮半夏の働き、効果

月経前症候群に処方される抑肝散加陳皮半夏の働き、効果

 

月経前症候群は多くの女性を悩ませている不快な症状です。月経前症候群のために毎月不快な思いをしているという人も少なくなく、どうしたら良いのかと思って考えている人も多いと思います。

 

月経前症候群に有効な方法の一つとして、漢方薬を内服するというものがあります。抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)という漢方薬で月経前症候群を改善することについて紹介していきます。

 

月経前症候群における漢方の考え方

 

漢方医学では、人間の体は大気や食物から取り入れるエネルギー、血液、血液以外の体液という3つの要素で成り立っていると考えられています。月経前症候群が起こる原因としては、この3つのバランスの乱れているからだと考えられいます。

 

イライラ、抑うつ、精神的に不安定である症状は気の乱れ、頭痛、肩こり、腹痛は血の乱れとして考えられていて、気と血の乱れを中心として漢方薬が処方されることになります。

 

漢方薬の中で 抑肝散加陳皮半夏というものがあるのですが、こちらは月経前症候群の女性に多く処方されている薬です。

 

抑肝散加陳皮半夏という漢方薬について

 

 

この漢方薬の効能としては、神経の高ぶりを抑える効果があり、子供の夜泣きなどにも使われるものです。女性特有の月経前症候群の改善としてはイライラや不眠などの精神症状に効きます。

 

同じ月経前症候群でも気分の落ち込みなどには別の漢方薬が処方されることが多いですが、抑肝散を処方される場合には、イライラ、気が張り詰めて落ち着かない、他人に攻撃的になってしまうなど、月経前に強い状態になってしまうという人に向いている薬です。

 

自分でもコントロールできないような怒り状態になってしまう、周囲の人にイライラしてしまい耐えられないといったメンタルに影響が出てしまう人に向いている漢方薬と言えます。

 

副作用は少なく重篤なものはほぼ報告がありませんが、偽アルドステロン症という状態でむくみ、血圧異常などが起こることが稀にあります。

 

抑肝散加陳皮半夏の内服の仕方

 

ここでは病院で処方されるツムラ、コタローなどの顆粒タイプ(このページ一番上にある画像はツムラ)の抑肝散加陳皮半夏について説明していきます。

 

漢方薬は通常、空腹時や食事の前などに、お湯で飲むことが勧められています。食事の前や空腹時の方が漢方の効果をより高めることができると、医師から指示がある場合が多いです。

 

一日に飲む回数は症状により違いますが、毎食前に飲むという人もいます。副作用としては食欲不振や吐き気を催す人もいるので、胃が弱いという人は、注意をしながら飲む必要があります。

 

月経前のどうしようもないホルモンバランスの乱れによる月経前症候群が辛いというのであれば、いつまでも我慢を続けることなく、医師に相談することをお勧めします。

 

婦人科などで相談に乗ってもらえますし、抑肝散を内服することで月経前症候群が嘘のように改善するという例も少なくありません。

 

漢方を飲んで体質を改善して、月経とうまく付き合っていくことができれば、毎月やってくる不快な症状もやり過ごして快適に過ごすことができるでしょう。

page top